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水の使用

水は地球上で重要かつ限りある資源です。 産業プロセスは、自然のシステムやコミュニティーの維持に必要不可欠なポータブルな(飲用)水の容量に影響を与えています。 効率を高め、水の環境パフォーマンスを改善するために、取水を削減することは大変重要です。 

このセクションの最初に、貴社の水環境リスクを評価するように求められます。査定にはWRI Aqueduct Tool  か WWF Water Risk Filterを使用してください。 水の使用量が多く、かつ水環境リスクが高いか非常に高い地域に位置する工場には、適切な水管理を行うために、水セクションを全て完了することが求められます。 水使用量が少ない工場で、水環境リスクが低いエリアに位置する場合は、レベル1の質問にだけ回答ください。 

貴社工場への取水は、下記のソースのいずれから来ます。 (参照: CDP水に関する報告ガイダンス)

  • 表流水(淡水)
  • 雨水
  • 地下水
  • 生成水 (再利用水を含む)
  • 市水
  • 別組織からの廃水
  • 汽水表面水・海水 

下記がHigg水セクションの要件です。

  • 水源を全て追跡し、昨年1月から12月までの1年間の使用量を報告する。
  • 工場での水使用量の一番大きな原因は何かを特定する。(例:水を最も使用する機械、工程、操業など)
  • 使用水量に対し、正規化したベースラインを設定する。例えば「2016年の製造単位あたり20立法メートル」
  • 水使用量削減の正規化目標を設定する。例えば「2020年は、使用水量を製造単位毎に70%削減する」
  • 水使用量削減の目標達成のための特定の行動や戦略を定めた実行計画を設定する。
  • ベースラインに対して水使用量削減を実行証明する。例えば「昨年は製造単位毎に15立方メートル使用しし、年間で25%の削減となった。」 

水使用の前書き 

私たちはみな、水が生命にとって必要不可欠であることを知っています。 その地球が、いまどんどん暑くなり、乾燥して、混雑してきていることに気づいています。 人口が増え、消費者がさらにアパレル・フットウェアを求めるに従い、淡水の需要がさらに高まってきています。 地球上にある水の量は限られています。しかし、人口と産業を維持するために、私たちの水への需要はさらに高まっています。 世界中の水への需要が高まる中、貴社工場が淡水を使用する場合、貴社工場は、労働者、コミュニティー、環境のためのきれいな飲料水を減らしているということです。 これは貴社ビジネスに対するリスクを生み出すだけでなく、貴社地域コミュティーへのリスク、また広義において地球へのリスクを生み出すことになります。 

貴社工場の現場オペレーションを通じて淡水使用の改善行動を起こすために貴社の取水量を理解することは大変重要です。 

会社で使用される水には、下記を含む様々なソースがあります。(定義参照CDP水に関する報告ガイダンス

  • 表流水(淡水): 表流水は地球表面上に自然に存在する水で, 氷床、氷冠、氷河、氷山、湿原、池、湖、河川や小川などの表流水です。 (地下に溜まっている淡水は「地下水」で、海は淡水ではありません。) 淡水に一般的に分類される水は、溶解した塩の濃度や他の溶解可能な固形物の濃度が低い水です。(1,000mg/l未満)
  • 雨水:会社が例えば収集して使用するため、あるいは洪水防止のために雨水を管理している場合、水システムからの取水として見積もって開示してみてください。 これにより会社は水の依存度とリスクについて更に理解が深まります。
  • 地下水: 地表の下の土壌内にある水のことで、たいていの場合、その中の水圧は大気圧より大きい状況下にあり、土壌空間の大部分が水で満たされています。 再生不可能な地下水は、一般的に大変深いところにあり、簡単にまた水が溜まることはできず、溜まるまでに大変長い時間がかかります。 これは「化石」地下水源と呼ばれることがあります。
  • 生成水:採掘や処理工程で、製品、他の原材料(例、原油、サトウキビ圧搾の副産物)や中間製品、最終製品、副産物や廃棄物に直接接触したり、これらを製造したり使用したりした結果生じた水。 これらには再利用水も含まれるのでご注意ください。
    • 再利用工程用水:主要工程で再使用する処理済み廃水。
    • 再利用水:再利用水が使用される分野以外で使用される処理済み廃水、例えばトイレや庭水など 
  • 市水: 地方自治体あるいは公共の供給者が提供する水
  • 別組織からの廃水 Ceres Aqua測定基準では、廃水の定義は「元の水が使用された目的上、その水が発生したときの質、量、時間を考慮して、水が製造された目的上の価値がなくなった。」としています。冷却水は廃水とは考えません。
  • 汽水表面水・海水: 汽水表面水は、塩分濃度が比較的高い水です。 (10,000 mg/l以上) 海水は一般的に塩の濃度が35,000 mg/l以上です。 

GRI G4のEN10指標の説明によれば、再利用水や再使用水の定義は「最終処理に排水する前あるいは環境に排水する前に、別のサイクルを通して使用された水や廃水の処理を行うこと」とあります。 再利用水および再使用水の慣行には一般的に3つのタイプがあります。

  • 再利用水は同じ工程に戻るか、工程上部のサイクルで再利用水を使用する。
  • 再利用水や再使用水を、同じ工場の別のプロセスで使用する。
  • 別の報告組織の工場で廃水を再利用する。 EN10指標に従えば、これには再利用する前に処理された水や、再利用前に処理されていない水も含まれます。 収集した雨水や、例えば皿洗い、洗濯、風呂(グレイウォーター)といった家庭からでる廃水も含まれます。 

注意:受け取った水をそのまま使用することもあれば、その水を処理する必要がある場合もあります。 

適用性 

このセクションの最初に、貴社の水環境リスクを評価するように求められます。査定にはWRI Aqueduct ToolWWF Water Risk Filterを使用してください。 水の使用量が多く、かつ水環境リスクが高いか非常に高い地域に位置する工場は、適切な水管理を行うために、水セクションを全て完了するするように求められます。 水使用量が少ない工場で、水環境リスクが低いエリアに位置する場合は、レベル1の質問にだけ回答ください。 

 WRI Aqueduct Tool を使用している場合は、ホームページに行って explore global water risk maps と Enter Address を選択して、スクリーンの下より、貴社工場の住所を使用して検索してください。 

WWF Water Risk Filter を使用する場合は、リンクをたどってフォームを使用して登録してください。 こちらのガイドを使用してステップに従ってください。: https://www.dropbox.com/s/tcia6h2hawsxezi/Water%20Risk%20Filter%20User%20Guide.pdf?dl=0

  

水使用 - レベル1 

1. 貴社工場が使用する水源を全て選択してください。

  • 水源
  • 貴社工場はこの水源からの使用水量を追跡していますか?
  • 昨年1月から12月で、どれぐらいの水量をこの水源から使用しましたか?
  • この水源からの使用水量を追跡するのに使用した方法は何ですか?
  • 測定の頻度はどれぐらいでしたか?

アップロードの例: 昨年1年間の請求書や、 水のメーター指数 

貴社が水源からの水の使用量、追跡するために使用した方法、測定頻度を示すことができない場合は、貴社工場はこの水源からの使用水量を追跡していますか?という質問の回答オプションとしていいえか不明を選択してください。 

貴社工場が全ての水源から取水する水量を完璧に追跡している場合は満点を獲得します。

水源の一つを完璧に追跡しているが、全ての水源は追跡していない場合、貴社は 部分点を得ます。 

Higg FEMは使用水量データを一般的な単位(m3)と総使用量の%に変換します。 

この情報は、1日の平均使用水量の自動算定に使用され、適用性を確定します。

  • 貴社工場が1日あたり35 m3の水を使用する場合、貴社は重度の水ユーザーです。
  • 貴社工場が1日あたり35 m3未満の水を使用する場合、貴社は 軽度の水ユーザー です。 

質問の意図

全ての淡水源からの淡水の使用量の測定は、水管理の基礎です。 全ての淡水源を測定することで、水収支を実行し、主要業績評価指標(KPI)を基に淡水を設定し、水漏れを特定し、ウォーターフットプリント(淡水)確立して測定する能力を促進します。 

最も一般的な淡水使用は、市水飲料水です。 他の水源は地下水穴、表流水(湖、河川、小川)、雨水や復水の場合があります。復水は、外部水源からビジネスへ提供された蒸気から回収された水です。

技術ガイダンス

工場を訪れ、知識のある人材と話しをして、貴社工場の(製造、寮や食堂などの非製造機能両方の)水を必要とするビジネス工程や区域を把握してください。 いかに工場が水を取水するかじっくりと観察し、どこから水が来るのかという情報を収集してください。 各水源に対して、どの供給者あるいは水源から水を取得しているのか判断してください。 メーターがある場合は、どれぐらい頻繁に流入情報を収集しているのか特定してください。 水に対して請求書を受領している場合、その請求書記録を見直し、請求周期に対しての請求水量を確定してください。 両方とも当てはまらない場合は、ある一定の時間内の消費水量を概算する方法を作成して書面化してください。 

用語集 

  • 淡水:最も一般的な淡水の用途は、市水飲料水です。 他の水源は地下水穴、表流水(湖、河川、小川)、雨水や復水の場合があります。復水は、外部水源からビジネスへ提供された蒸気から回収された水です。
  • ウォーターフットプリント(淡水):は、商品やサービスを製造するときに使用された淡水の、ある特定の期間の総水量と定義されます。 これには食堂、寮、庭の水やり、車両の洗浄など、全ての淡水の使用を含めます。 数値は環境への影響を象徴します。淡水使用と環境への影響は関係しているからです。 持続可能なビジネスとは、淡水のウォーターフットプリントの最小化を促進させるものでなければなりません。 様々な方法で淡水の使用量を削減することができます。例えば、漏れの修理、製造工程の効率化、技術のアップグレード、水の再利用などです。
  • 再利用水:再利用水とは、処理して固形物や特定の不純物を除去し、指定の使用方法と関連した水質基準を満たした廃水をもう一度使用することです。
  • 廃水:水質がビジネスの使用目的に合わない水で、たいていの場合は認可を受けて工場から排出される水と定義されます。
  • 水の再生利用:安定した水の供給システムで、工場のウォーターフットプリントを大幅に削減します。 廃水処理技術と再利用能力を発達させることで、ビジネスは、環境への影響を最小限に留めながらも成長することができます。世界中で需要増加のせいで、淡水の供給へのストレスは強まっています。再利用水は、全体的な水の供給戦略の中で重要な役割を果たします。
  • 単位 :一般的な一貫性のある単位を意味します。 例:染色や湿式処理を使用している場合は、正しい単位は容積や質量(volume/mass)を使用してください。 仕上げた品物の正しい単位には容積や個数を使用してください。

https://www.nrdc.org/sites/default/files/CBD-Metering-Guide.pdf 

検証方法 

  • 「はい」の場合は下記が求められます。
    • 工場の水源を全て完全に追跡している。 レベル1の表のリストにある水源全てにおいて、全ての列で完全に回答する必要があります。
    •  水源全てにおいてメーターの検針や示数記録を追跡している。
    •  該当する場合は、追跡した水源全ての請求書記録
    •  (該当する場合)追跡した全ての水源において、概算方法を書面化している。
    • 水を抽出した水源を確認してください。
    • 工場に流量計がある場合、それが設置され作動しているか確かめてください。
    • (該当する場合)流量計の写真を撮ってください。
    • 必要書類
    • 査察:物理的に確認する対象 
  • 「部分的にあてはまる」と回答した場合は、下記の項目が求められます。
    • 工場内で使用される少なくとも1つの水源について、上記で「はい」と回答した場合と同じ要件が求められます。 これは完璧に追跡する必要があります。 これは、つまりレベル1の表でリストした少なくとも1つ(全部でなく)の水源について、全ての列を完全に回答することを意味します。また、その回答を全て裏付ける証拠があることを意味します。 

その他参照これらの質問に回答することで、 サステナビリティ・コンソーシアム(TSC)の繊維・アパレル・ホームテキスタイル業界ツールキットへの応答に更に詳しい情報を追加できます。 水の使用―サプライチェーンの主要業績評価指標は、ファブリック工場が総使用水量を報告しているかをチェックします。 TSCの質問に回答するために、ブランド毎にファブリック工場データを総計することができます。 

 

水使用 - レベル2 

2. 貴社工場は使用水量のベースラインを設定しましたか? 「はい」と回答された場合、貴社工場がベースラインを設定した水源を全て選択してください。

  • 水源
  • ベースラインは絶対値ですか。あるいは正規化したものですか?
  • ベースラインの量と測定単位は何ですか?
  • ベースラインの年を入力してください。
  • どのような方法でベースラインを算出しましたか?
  • ベースラインを検証しましたか?

以下にあてはまる場合は「いいえ/または「不明」と回答してください。 ベースラインの年と水源の正規化量を提示できない場合。 

質問の意図

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 ベースラインを設定すれば(例、特定のベース年で設定されパラメーターの年間業績)、継続的な使用水量の追跡や、目標設定のための、明確な参照ポイントを持つことができます。 

技術ガイダンス

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 「ベースライン」は、出発点あるいはベンチマークで、長期的に自身を比較することに使用できます。 例えば、2016年に、生地10,000mあたり、水を80m3使用した場合、この使用量に対して将来的なパフォーマンスを比較することができます。 この例では「2016年は生地10,000mあたり水を80m3 使用」が正規化ベースラインとなります。 

データの妥当性確認はこのステップにとって大変重量です。 ベースラインを設定する前に、このデータは安定していて信頼できるものである必要があります。 実行可能なベースラインを設定しています。:

  1. 安定したデータの使用:貴社工場が、合併や製品タイプの変更といった大きな構造変革をした場合、このような変革が完了した後に、ベースラインを選択する必要があります。
  2. 正規化:正規化ベースラインを選択した場合、年間製造量の工場情報セクションで入力した製造単位に対して正規化されます。 (例、年間製造量をメートルで選択した場合、ベースラインはメートルで正規化されます。)
  1. 検証されたデータ:ベースラインのデータは正確で検証可能である必要があります。 Higg FEMから検証された使用水量データは、ベースラインのソースとして認められます。 内部監査プロセスによって検証されたベースラインもまた受け入れられます。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • ベースラインの計算方法の説明
    • ベースラインが、ベースラインを定めた年の消費量記録と一致することを示す書類
    • ベースラインは関係する従業員に伝達され、レベル1で特定した主要な影響源とリンクしている。
      • 伝達方法は下記を含めます。会議、掲示板への掲示、社内誌への掲載、その他の書面による伝達。
    • ベースラインのデータの妥当性確認方法を説明できる。(例、Higg 3.0 の検証データの使用、内部検証プロセスの使用、外部監査など) 

 

3. 貴社工場は、工場のどのプロセスやオペレーションが最も水を使用しているか把握していますか? 

最も水を使用する要素を特定する方法をアップロードしてください。あるいはアップロードできる書類がない場合、ここにその方法を説明してください。

貴社工場で最も使用水量の多いファクターは何ですか?

アップロード例:(水の消費容量において)最も水を消費する工程やサービスのランク付け

何が貴社工場で使用水量に最も影響を与えているかを理解することは、大変重要です。 これにより、水の取水量を削減するために、戦略的にこれらのファクターに焦点をあてることができます。

下記にあてはまる場合のみ「はい」と回答してください。取水、損失水、排水の水道管、ダイアグラム、フローチャートを書面化しており、メーターの場所が示されている場合。

質問の意図

質問の意図は、工場の淡水の使用方法及び影響を評価し、どの工程やオペレーションが最も水を使用するか特定することです。 

継続して持続可能性への取り組みを行うためには、工場の境界内での水の使用への影響を工場が特定し、ランク付けする必要があります。 使用水量への特定の影響要因を工場が理解すれば、これらの要因に優先順位をつけて焦点をあてることで、使用水量を戦略的に削減できることができます。 効果的に使用水量とリスクの制御が可能になる前に、工場は使用水量と、状況に応じた水のリスクを測定できるようになる必要があります。 

技術ガイダンス

何が使用水量と環境に最も影響しているのかを工場が把握している場合、後で聞かれる質問に回答するために詳細が必要となります。工場は最も使用水量が多い工程やオペレーションを特定する方法や、何が特に使用水量が多い原因となっているのかを証明できる必要があります。 

この質問に正しく回答するには、工場は特定の場所、ツール、工程に入っていく水量を把握できる必要があります。 どこに使用水量のメーターがあるのか、あるいはどこで測定できるのかということを示す工場工程フローダイアグラムの作成は、使用水量の多いエリアを特定する最初のステップとなります。 

このステップを開始する方法の一つには、水の監査テンプレートを作成することが挙げられます。 これには、工場内の水を使用する全設備を手動でリストに挙げ、メーター、クイックテストあるいは概算を通してリストにあげられた使用に関して各項目でどれぐらい水を使用しているか特定することが含まれます。 一度上記作業を完了すれば、類似した項目は統合、合計することができ、例えば、バスルームに使用した水量と染色設備の使用水量を比較することができるようになります。 これにより、様々なエリアが、いかに上手く環境パフォーマンスを行っているか、上手くスナップショットを取ることができますが、この作業を完了するには時間と努力が必要になります。 水監査はその時の単一の見解なので、パフォーマンスを長期的に見ることができません。 

更なる詳細な情報は以下を参照ください。:

工場は水のポータブルメーターに投資して、工場全体のメーター指数を測定することもできます。 電池式のデジタル・インラインメーターや、パイプの周りに取り付ける非侵襲性の超音波メーターなどが購入可能です。 

検証方法

  • 「はい」の場合は下記が求められます。
    • 必要書類
      • 工場は、工場内の取水、損水、排水を下記の方法で評価、認識していることを証明することができます。
        • 書面化された水のアセスメント(内部で、または第三者により実施したもの)で、取水量の大部分の原因となっている側面を特定している。
        • どこで使用水量および廃水廃液の測定が行われているかを含む工場のフローチャート
      • 面談でお聞きする質問
        • 経営者層と主要従業員は、内部で、または外部で行われた水のアセスメントの結果に基づき、工場のどの側面が取水量の大部分の原因かを把握している。
        • 経営者層と主要従業員は、地元地域の水問題と工場がいかにその問題と関係しているか理解している。例えば、工場が、地下水がストレスを受けている地域で、大量の地下水を使用している。
      • 査察:物理的に確認する対象
        • 水道管の設計図、ダイアグラム、フローチャートを見直し、工場が充分水の使用を把握しているかチェックします。
        • サブ・メーターや、水消費量の正式な記録
        • 観察した現場の水利用オペレーションと活動が、水使用に関連する法的要件に沿っている。(水の抽出認可要件を含む)
        • 水槽や水道管に漏れがないことを確認。
        • 写真を撮ってください。

 

4. 貴社工場は、使用水量削減の目標を定めましたか? 「はい」と回答された場合は、貴社工場が削減目標を定めた水源を全て選択してください。

以下をアップロードしてください。:取水量削減を設定した目標を説明した書類。

目標を到達させるための工場の実行対策の証拠や、結果を得るための見直し構造や任命した責任を示した書面

以下に当てはまる場合は「いいえ/または「不明」と回答してください貴社が目標量、目標年、目標が水源に対する絶対値か正規化された値かを答えることができない場合。  

満点を獲得するには、貴社の総使用水量の、合わせて80%に相当する水源について削減を行う必要があります。 部分点を獲得するには、貴社の総使用水量の、合わせて50-79%以上に相当する水源について目標を設定する必要があります。 これは、環境への影響を最大化させるような最も使用水量の多い水源を貴社が削減したことに得点を与えるためのものです。  

質問の意図

水収支があれば、水管理戦略を立てやすくなり、改善機会に注目しやすくなります。 ベースライン指標に基づいて目標を設定することで、潜在的な利益を引き出すことができます。 目標は正規化された指標で示され、ベースライン指標と比較して一定の日付までにいかに改善されたかを示します。 

目標は絶対モードの指標か、正規化された指標で示され、ベースライン指標と比較して一定の日付までにいかに改善されたかを示します。 Higg FEM用には、削減目標は(工場情報セクションの製造量単位で選択された)製造量ベースの指標へと正規化することができます。 正規化された目標から、使用水量の削減が製造量削減といったビジネスの変革の結果でなく、むしろ、いつ改善が実際に起きているのか分ります。正規化された目標の例としては、特定の淡水取水量があり、販売可能な製品の製造1キログラム当たりの淡水の使用水量をリットルで(l/kg)で表します。 

目標は長期的でも短期的でも構いません。(短期は5年未満、長期は5年以上です。 一旦目標を設定すれば、少なくても四半期毎に進展を見直し、目標実現に向けて順調に進めるために必要な調整を必ず行ってください。 

技術ガイダンス

正規化された目標設定を推奨します。例えば「2020年までに総使用水量を30%削減する」などです。 Higg FEM用には、削減目標は(工場情報セクションの製造量単位で選択された)製造量指標へと正規化することができます。 これは、正規化された指標が、生産量の削減などビジネスの変化による削減ではなく、実際の改善を示すためです。 例えば、貴社のベースラインが「2016年は、生地10,000 メートルにつき80 m3」 の場合は、正規化目標の正しい例は、「2020年までに総使用水量を生地1メートルにつき30%削減」となります。 

  • まず、目標が何かを理解します。:正式な目標とは、特定の水源からの工場の年間使用水量に関して数量的なパフォーマンス要件を指します。 正式な目標は下記に該当する必要があります。
    • 明確な目標開始日、(例、「ベースライン」)、測定単位、正規化された消費量ベースライン(例2010年ベースラインでm 3/year )を含める。
    • 要求される削減量を達成することを意味する目標終了日が設定されている。
    • 削減量が、数字やパーセンテージで精密に設定されている。(例、100万㎥の削減や5%の削減)
    • 工場現場の使用水量の削減の目的に適合していること(例、現場での最も大きい使用水量に焦点をあてている) 
  • 2番目に、表に貴社工場の目標を入力してください。: 各目標に対して、下記について述べてください。 例
    • 改善を目標にしている水源(1つだけ選択してください)例、市水
    • この水源に対する使用水量の変動目標は何ですか? ベースラインの使用水量に対しての削減% 例えば、ベースラインの年が2015年で削減目標を「-10%」と書いた場合、2015年のベースラインに対して2020年までに市水使用量10%削減を達成するという意味です。
    • これは正規化データ、もしくは絶対データですか? 正規化された目標(正規化された使用水量削減目標を設定することを推奨します。)
    • この目標を達成するために計画した対策を説明してください。どのようにこの目標を達成するのか、例えばボイラー用に工程用水を再利用する、というように説明してください。 

使用水量目標に対するパフォーマンスの見直しを含めた、使用水量削減目標に関する経営監査は、少なくとも四半期毎に行い、継続的な改善を促進しなければなりません。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 取水を削減するための実行中の目標に関する書類
      • 目標の%算定方法
      • 目標は関係する従業員に伝達され、質問で特定された工場の主要な使用水量と関連がある。
        • 下記の方法で伝達することができます。会議、掲示板への掲示、社内誌の記事、その他の書面による、課題に関わる従業員への伝達があります。従業員は工場のエネルギー使用に関係があるからです。
        • 注意:もし目標が新しく設定された場合、見直しの構造や、責任の割り当ても既に導入使用されている必要があります。 
  • 面談でお聞きする質問
    • 経営者層は、水の保護の事前対策を積極的に促進、支援している。
    • 経営者層は継続的な改善を促進し、毎年使用水量削減目標を見直している。
    • 消費水量データは、関係する内部や外部のステークホルダーが利用出来る状態であり、目標達成に向けて説明責任を果たすことができる。 
  • 部分点
    • 「はい」と回答した場合と同じ要件が求められますが、総使用水量のうち、水源を合わせて(あるいは1種類の水源)79%以下の使用水量について適用されます(このデータは質問1の使用率%での%です)

 

5. 貴社工場は使用水量を改善するための実行計画がありますか?

実行計画のコピーをアップロードしてください。

アップロードの例: 水の消費量に関する目標削減を達成するための特定の行動を示す使用水量削減計画をアップロードしてください。

以下に当てはまる場合は「はい」と回答ください。貴社は、実行計画を使用中で、貴社が目標に掲げる削減を達成するための対策を実行していることを証明できる。

以下に当てはまる場合は「部分的に当てはまる」と回答ください。 実行計画はあるが、全ての実行項目を開始していない場合。 

質問の意図

目標設定は、組織的に使用水量を管理するための重要なステップですが、環境改善に向けて削減を行うためには、貴社は 行動をおこさなければなりません。 実行計画があれば、貴社が削減目標達成にむけて、取り組んでいる対策を証明することができます。 工場によっては、目標を設定していない実行計画があるかもしれません。 経営者層のコミットメントと従業員の認識および参加が、改善の機会の特定、解決策の提案、変革の実行に必要です。提案した解決策を上手く実行するのに必要であれば、変革には資本や経費が使われます。 これには第三者コンサルテーション、文献や技術研究、デザイン事務所や、解決策導入に向けて、可能性のある他の工程をパイロットテストなどが関係してきます。 目標を達成するため関連活動は全て、実行計画に含まれる必要があり、そうすることで確実に、開始から組織化され調整された進展段階を実行することができます。 

技術ガイダンス

コミュニケーションに責任のあるビジネスプロセスや、承認された水資源保護プロジェクトのプロセスは、工場が正式に書面化する必要があります。 

書面化には下記の実行のためのステップを含める必要があります。

  1. 節水機会の特定
  2. 節水のための、代替案や投資および投資利益率(ROI)を評価する。
  3. 選択した解決策のための資金を承認する。
  4. 解決策を実行し、削減を追跡する。
  5. 進展をチェックするために、実行計画を定期的に見直す。 

節水機会は、例えば各従業員、水監査、水収支などによって特定できます。 簡単な節水代替案は、漏れを修繕するといったメンテナンスに関連している場合もあります。 他の節水代替案は、もっと複雑で工程の変化や設備や化学物質の交換が要求される場合もあります。下記が例です。

  • 工程や配合の最適化
  • 最適な工程コンディションや堅牢度要件をチェックする。
  • 1回できちんとした製品を製造する精度を高める
  • 洗浄効果が改善できる化学物質を使用する。
  • 工程の統合:染料と化学物質を同じ槽で使用して、2段階を同じ槽で行う可能性
  • 最後から2番目のリンス液や洗浄水を他の工程で使用する可能性 

コストは一般的に最も懸念される項目です。そのため工場は投資シナリオに関する利益利用率を評価する必要があります。改善には資本がかかる場合がありますが、使用水量コストを削減することもでき、エネルギーや化学物質の節約になることもあります。解決策を選択した後は、工場は実行計画をスケジュールして、支援する必要があります。バルブの交換ぐらい簡単なものもあれば、第三者と契約してデザイン構築を委任するような複雑なものである場合もあります。 究極的には、この質問では工場が持続可能な改革をどのように進めるのか、その枠組みを問います。 

貴社の実行計画には消費水量を削減するいかなる実行対策も含みます。 節水対策には下記が含まれます。

  • 復水を回収して再利用する。
  • 冷却水を回収して再利用する。
  • ゼロ排水(ZLD)処理技術を使用して、80%以上の水を再利用する。
  • 工程水やリンス液を回収して再利用する。(少なくても30%を推奨)
  • 低い濃縮染料機器を使用する。
  • 各工程の配合の濃縮度を示す。
  • 連続洗浄の代わりにバッチ・リンスする。
  • 染料および染色助剤(塩を含めた化学物質)の自動注入装置 

下記の最優良慣行を推奨します。

  • 設備洗浄やリンスを削減するために、スケジュールを組んでバッチ式で染色する(染色機械を同じような色でグループ分けする)
  • 廃液への色素が少なく、リンスサイクルを減らすような媒染剤の最適な配合
  • 使用水量を削減するために化学物質を改善する。
  • 現代的な節水設備を導入する。
  • 工程において、使用水量をモニターするフローメーター
  • 節水に関する従業員の認識
  • 漏れの修繕(無駄を省く) 

詳細は以下で参照してください。

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 特定のプロジェクト、目標削減、日付や、総エネルギー使用量の80%以上をカバーする進展などがリストアップされているエネルギー削減計画
      • 使用水量削減の機会や実行計画の日付を特定している外部者が実行した水監査やアセスメント
    • 面談における所見
      • 経営者層は計画を明確に述べることができる。この計画には実行中のプロジェクト、完了状態、関連する利益が含まれます。
      • 経営者層は、水の保護の事前対策を積極的に促進、支援している。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 計画の中の特定のプロジェクトが完了しているか進行中である。
      • 計画と関連する設備や工程の写真撮影
    • 「部分的にあてはまる」と回答した場合
      • 「はい」と回答した場合と同じ要件が求められますが、総使用水量のうち、水源を合わせて(あるいは1種類の水源)50-79%に相当する水源に適用されます。 

テンプレート作成: 中小規模Tier 2工場の実行計画例テンプレートをここからダウンロードしてください。


6. 貴社工場はベースラインと比較して取水量を削減しましたか? 削減した水源を全て選択してください。

  • 水源
  • ベースラインの年を選択してください。
  • 貴社工場におけるこの水源からの使用水量の変化を示してください。(量と測定単位)
  • この改善を達成するために使用した戦略を説明してください。 

以下をアップロードしてください。:少なくとも主要な水源の一つについて、正規化された削減、あるいは絶対的な年間使用水量の削減値の証拠(例、水道、表流水、地下水、再利用水など)で、削減がこの工場が行った対策に起因するもの。 昨年1月から12月までの正規化された取水削減を示す追跡報告で、工場がどのように改善促進するための対策を実行したかを説明する。

満点を獲得するには、貴社の総使用水量の、合わせて80%に相当する水源について削減を行う必要があります。

部分点を獲得するには、貴社の総使用水量の、合わせて50-79%以上に相当する水源について削減を実現させる必要があります。 これは、環境への影響を最大化させるような最も大きいエネルギー使用量を貴社が削減したことに得点を与えるためのものです。

以下に当てはまる場合は「いいえ」を選択してください。 この水源に関する回答オプションとして、削減ができない、削減量を示すことができない場合。 

各エネルギー源のベースラインを入力した場合、削減量は自動的に算出されます。 ベースラインを入力していない場合、手動で削減量を下記に入力できます。  

質問の意図

持続可能性とは継続的な改善活動の道程です。 成功するときは、追跡、目標設定、目標達成のための実行計画の実行などを含めた大規模な取り組みの結果がでたときです。 この質問で、最も近年の節水の成果を示すことができます。 前年の成果を追跡することで、工場は持続可能性に向けて行ったコミットメントの結果を証明することができます。 

これは、追跡、目標設定、実行計画について熱心に取り組んで、環境への影響を低減したことを示す良い機会です。 この質問は昨年中に貴社が達成したことを共有するために使用してください。 

技術ガイダンス

  1. 昨年1月から12月までの達成した改善%をリストしてください。例「単位毎の地下水の使用量を2%削減」(単位毎に17㎥) 「メーター検針ログブック2010~2012、2012年EMS目標進展の見直し」これには下記が含まれます。
  • 下記に従い、達成した削減水量をリストにしてください。
    • 削減が行われた水源
    • 削減した水の絶対量あるいは正規化された量
    • 正規化に使用された指標(正規化削減量を示す場合)
  • 関連する書類への言及

 

  1. こららの改善を達成するために使用した計画や戦略を説明してください。 例「ロンドリーからの復水を回収して、ボイラーの給水に再使用した」 [EMS マニュアル124-128]. これには下記が含まれます。:
  • 下記に従い、達成した削減水量をリストにしてください。
    • 再利用のために水が収集された場所
    • 再利用水が使用された場所
  • 関連する書類への言及 

注意:実際の改善%を得点にするものではありません。工場が最後の5-10%の水効率について取り組んでいる場合、非常に難しい課題だからです。 改善を始めたばかりの工場に間違って多くの得点を与え、改善においてトップを走る工場に少ない得点を与えることにならないようにするためです。 

検証方法

  • 「はい」の場合は下記が求められます。
    • 合わせて総水使用料の80%に相当する取水源について、削減したことを示す水追跡報告と消費記録
    • 新しい設備購入の証拠、あるいは効率化の証拠を提出して、水量削減の理由が製造量低下だけでないことを証明する。
    • 経営者層は積極的に継続的な改善を促進して、水の消費量削減目標を毎年見直していますか?
    • 経営者層は、改善促進のためにいかに工場が実行したのかを説明できる。
    • プロジェクト計画の構成要素に対する進展(例、取水量削減のために設置した設備や工程の観察)
    • (該当する場合は)水の効率化により受け取ったリベート
    • 水の効率化を達成したことに対する賞や証明書 
    • 必要書類
    • 面談における所見
    • 査察:物理的に確認する対象
  • 部分点
    • 上記で「はい」と回答した場合と同じ要件が求められますが、総使用水量のうち、水源を合わせて(あるいは1種類の水源)で50-79%に相当する水源に適用されます。

  

 

水使用 - レベル3 

7. 貴社工場は取水量対使用方法(例、どの工程か)あるいは排出(例、排水処理工場への排出)の追跡性を査定するための水収支か他の分析方法を導入しましたか?

アップロードの例:水収支か、その代わりとなるもの

水収支を分析する方法をアップロードしてください。

  • どのように水収支分析が実行されましたか?

以下に当てはまる場合は「はい」と回答ください。貴社工場が水収支を完璧に導入して、工場の取水量に対する使用水量とアウトプット の追跡性を完全に把握している場合。 完全な水収支は、下記情報を含む必要があります。

下記に当てはまる場合「部分的にあてはまる」と回答ください。 水収支を部分的に完了したが、全ての要件を完了させるための実行計画がある場合。 

下記を含めてください。

  • 工場に入ってくる水:量と水源
  • 製造工程中に使用した水の量
  • 工場内で再利用した水の量
  • 発生した廃水の水質
  • 工場内で発生した廃水
  • 自社処理の後に排出した水の量
  • 水収支を更新する頻度 

質問の意図

完全な工場の水収支を作成することで、使途不明の水を特定しやすくなり、効率改善機会の領域に対しての見識ができます。 水収支と水の使用とコストの履歴があれば、工場は、全体的な水の使用とコストの節約機会を理解しやすくなります。

技術ガイダンス

長期的なパフォーマンスを可視化する方法が水収支です。 水収支があれば、工場は水の使用や、漏れや蒸発を通した損失の可能性を特定しやくなります。水収支にはまた、特定の分野、ツール、工程における廃水も含まれるからです。 コストと共に、水使用に関する履歴があれば、傾向がわかり、工場レベルから各工程ステップまで、長期的なパフォーマンスを工場側がビジュアライズしやすくなります。 水収支を作成するときに制限要素となるものは、メーター、測定やデータログで、これらは継続的に記録し続ける必要があります。 電子データシステムを導入して、必要な時に自動的にデータを取得することができ、水監査を実行するための時間と労力を省略することができます。 

基本的な水収支は、工場の工場境界を考慮に入れ、外部水源から(工場内の井戸を含め)工場へ入ってくる水、廃水や下水排出を通して工場から出ていく水を全て特定します。 理想的な環境では損失がありませんから、取水-排水=0となります。 

しかし、実際の状況では、流入量と流出量の違いがゼロになることはほとんどありません。 差異の原因は、漏れ、蒸発(意図したものか意図していないものかに関わらず)、測定の間違い(1-10%)などです。 総使用水量の15%未満の差異は普通です。 しかし、総使用水量の25%以上の差異があれば、たいていの場合、もっと大きな問題を示唆しています。水源からの損失水は追加調査を行って特定しなければなりません。 追加調査によって、例えば漏れや、効率の悪い設備などが明らかになります。 

さらに上級の水収支では、注目する境界が、工場の敷地から、建物の境界、製造工程境界、そして特定のツールや設備境界へと移動できます。 ツールに入っていくものと出ていくものは何ですか? この進んだ水収支は、使用可能なメーターや測定ポイントだけに限られますが、工場内の使用水量に関してはより良い測定ができます。その結果、使用に関してもっとコントロールができるようになります。 

  • 工場全体でいかに水が使用されているかを特定して分析し、その分析が工場内にて実行して、取水量に対する使用量(例、どの工程の使用量)と排水量(例、ETPへの排水)の追跡性を評価、把握しなければなりません。 よい方法があれば水収支を作成できているでしょう。 水収支は、ニーズにより基本的なものと、上級のものがあります。
  • 完全な工場の水収支を作成することで、使途不明の水を特定しやすくなり、効率改善機会の領域に対しての見識ができます。 水収支と水の使用とコストの履歴があれば、工場は、全体的な水の使用とコストの節約機会を理解しやすくなります。
  • 基礎的な水収支は、工場に出入りする水の流れを説明するために使用される等式です。 理想的な環境ではメーターの総取水指数と総排水指数は同じになります。(取水量=排水量) 二つの指数が異なる場合、水の損失や消費が考えられます。取水量-排水量=損失量 蒸発のような損失は、正常な製造オペレーションの一部です。 

以下は、貴社工場の取水量に対する排水量を示す基本的な水収支の例です。

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出典: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2212371716300221 

  • 差異が15%より多きい場合は、メーターのエラーや計算間違いをはるかに超えた差を示し、漏れやほかの問題の可能性を示唆します。 (一般的に、計算した水の損失が15%であれば、水収支は良好といえます。15%より大きい場合は、水収支が悪く、正確性を確認するためにやり直しが必要になる場合があります。 水損失収支が0かマイナスの場合はたいていの場合は間違いです。
  • 各分野、建物、工程や設備で水の取水と排水にメーターある場所に更に上級の水収支があれば、さらに詳細な水収支を実行することができます。 この結果、特定の分野や建物内での水の使い過ぎが分かります。 それにより、さらに的を絞った水効率の改善を行うことができます。
  • 水収支を頻繁に見直せば見直すほど、工場の水の使用と変動についてさらに理解が深まります。 ビジネスにおいては、企業努力のレベルと、努力から得る価値の可能性についてバランスを取る必要があります。 Hgg は、毎月の水収支を推奨します。これにより、水の使用に関する季節的な傾向と変動について理解ができ、また一般的に水の使用に関する請求書の発行頻度と重なります。 

用語集 

  • 水収支:基礎的な水収支は、工場に出入りする水の流れを説明するために使用される等式です。 総取水検針指数は、排水検針指数と水の損失の総量に一致します。 

下記ウェブサイトよりサンプルを参照ください。 - http://waterplanner.gemi.org/calc-waterbalance.asp 

詳細は以下で参照してください。

検証方法 

  • 「はい」の場合は下記が求められます。
    • 必要書類
      • 工場が水収支を全面的に導入しているか、別の分析方法を透過的に導入して取水量に対する使用量と排水量の追跡性を完全に把握していることを証明する。
      • この報告には下記の情報を含めてください。
        • 工場に入ってくる水:量と水源
        • 製造工程中に使用した水の量
        • 工場内で再利用した水の量
        • 発生した廃水の水質
        • 工場内で発生した廃水
        • 自社処理の後に排出した水の量
        • 水収支を更新する頻度
      • 面談でお聞きする質問
        • 水収支を見直す頻度は?
        • 水収支から分かったことは何ですか?
        • 損失はありましたか? 規模は? どのように説明しましたか?
      • 査察:物理的に確認する対象
        • 水道管の設計図、ダイアグラム、フローチャートを見直し、工場が充分水の使用(排水を通した取水)を把握しているかチェックします。
        • サブ・メーターや、使用水量の正式な記録
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