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廃棄物

廃棄物とは、工場から廃棄されたいかなる物や物質のことで、環境や周りのコミュティーを汚染する可能性があります。 

有害廃棄物は、その化学的、物理的、生物学的特性のせいで、公共衛生や環境を害する可能性がある廃棄物です。(例、可燃性、爆発性、毒性、放射能性、感染性など) 米国環境保護庁は、有害廃棄物を「我々の健康や環境にとって危険か、潜在的に有害な廃棄物」と定義しています。 有害廃棄物は液体、固体、気体あるいはスラッジである場合があります。 (情報ソース) 

無害廃棄物はこの定義でカバーされていない追加の廃棄物全てを含みます。 生ごみ、プラスチックごみなどの無害廃棄物も、適切に管理しないと、汚染の原因、火災リスクとなり得ます。 

下記がHigg廃棄物セクションの要件です。

  • 有害廃棄物、無害廃棄物の流れを全て追跡する。
  • 有害廃棄物と無害廃棄物の流れから発生した量と処理方法を報告する。
  • 有害廃棄物と無害廃棄物の流れを全て取り扱うため、分離、適切に保管し、従業員をトレーニングする。
  • 野焼きの工場内放棄を禁止、工場内焼却炉の適切な制御
  • 発生した廃棄物の正規化ベースラインの設定(例、2016年中の製造単位毎に20kgの生活廃棄物が発生)と、処理方法(例、2016年の生活廃棄物の80%を埋立処理)
  • 廃棄物削減と廃棄方法の改善に対する正規化された目標の設定
  • 廃棄物削減の目標達成のための特定の行動や戦略を定めた実行計画を設定する。
  • ベースラインに対する廃棄物削減を証明する。例えば「昨年、製造単位毎に生活廃棄物が16kg発生し、これは2016年から年間で20%の削減に相当する。」
  • 最も優れた実践:埋立処分、焼却、および環境から廃棄されたすべての材料の少なくとも90%を転用していますか?
  • 最も優れた実践: 廃棄物質を新しい物質や、より高品質な製品、より環境にとって価値のある製品へと変換することで、廃棄物をアップサイクルする。 

廃棄物パフォーマンスを改善するには、以下の二通りの方法があります。

  1. 貴社工場内で発生した廃棄部総量を削減する。
  2. リサイクル、再使用、適切に管理された焼却などの、より好ましい廃棄物処理方法へと変更する。 

廃棄物の前書き

廃棄物とは、工場から廃棄されたいかなる物や物質のことで、環境や周りのコミュティーを汚染する可能性があります。 

廃棄物の例には下記のようなものがあります。

  • 無害廃棄物は、品物、サービスの消費、製品製造から廃棄された物質です。 固形廃棄物の例(一例です。)としては、布、皮や他の原材料、プラスチック、紙などの製造過程で出る廃棄物、紙、段ボールなどの包装廃棄物、生ごみ、庭から出るゴミ、ガラスや金属の箱などの生活ゴミなどが挙げられます。
  • 有害廃棄物は、その化学的、物理的、生物学的特性のせいで、公共衛生や環境を害する可能性がある廃棄物です。(例、可燃性、爆発性、毒性、放射能性、感染性など) 米国環境保護庁は、有害廃棄物を「我々の健康や環境にとって危険か、潜在的に有害な廃棄物」と定義しています。 有害廃棄物は液体、固体、気体あるいはスラッジである場合があります。 有害廃棄物管理の要件は、無害廃棄物よりも厳しいものです。 (http://www.epa.gov/osw/hazard/) 

しかし、有害廃棄物と無害廃棄物の分類は、その国々の法規制によって異なる場合があり、その法規制でどの「廃棄物」が有害かの分類には異なる定義があります。 工場は最低でも廃棄物の法的要件を満たす必要があります。 法的要件がない場合は、より厳しい産業ガイドラインを選択してください。 

 

廃棄物 - レベル1 

1. 貴社工場内で発生する無害廃棄物の流れは何ですか? 該当するものをすべて選択してください。

  • 材料(詳しく説明してください)
  • 金属
  • プラスチック
  • 生ごみ
  • ガラス
  • 紙パック
  • その他(詳しく説明してください)
  • 全ての生活廃棄物 

アップロード例:廃棄物管理票(マニフェスト)

産業廃棄物と生活廃棄物を含めてください。

満点を得点するためには、貴社工場で発生する廃棄物の流れの全ての量を完璧に追跡している必要があります。

部分点を獲得するためには、貴社は、全ての廃棄物源は追跡していないが、少なくとも1つの廃棄物源を完璧に追跡している必要があります。 

質問の意図

質問の意図は、(製造過程と生活廃棄物の両方で)貴社工場内で発生する無害廃棄物に対する意識を高め、貴社がどのタイプの廃棄物を、どのぐらい発生させているか追跡を始めることにあります。 

貴社が、いかに廃棄物に関して改善を行うかという戦略的な決定を行う前に、貴社は廃棄物源を把握する必要があります。 最も発生量が多い廃棄物源の改善を優先することが重要です。

また、貴社にとってより好ましい廃棄方法を使用する機会を特定するために、どのように各廃棄物の流れが廃棄されているのかを規定することが重要です。(例、再利用、リサイクル、適切に管理されたエネルギー-回収、焼却、生物学的/化学的処理、埋立処理削減、無管理焼却の削減など) 

技術ガイダンス

廃棄物インベントリを統合することが、貴社工場から発生する廃棄物の環境への影響を把握する最初のステップです。 始めに、貴社工場のビジネス活動やプロセスを書き出して、工場内のどこで廃棄物が発生しているのか特定し、廃棄物のタイプ、有害性、廃棄物の量、どのように管理する必要があるのかを把握してください。 

以下の用語集は、貴社が質問に回答完了する方法を把握する手助けとなるでしょう。

  • 全廃棄物の流れとは、製品製造やオフィスから、食堂や寮から、またサービスのために工場を来訪する業者から発生する廃棄物など、工場で発生するすべての廃棄物を指します。
  • 最終処分とは、貴社の廃棄物を変換、破棄する最終ステップを指します。請負業者が貴社の廃棄物を回収して、他の会社に販売している場合、最終処分とは、リサイクル、焼却、(物理的、化学的)処理、埋立処理をして、貴社の廃棄物を最後に取り扱う会社です。 工場内では、廃棄物の回収エリアや、分別が行き届いていることを確認して管理することができます。
  • 無害廃棄物は、品物、サービスの消費、製品製造から廃棄された物質です。 固形廃棄物の例(一部の例です)としては、服、皮や他の原材料、プラスチック、紙などの製造工程で出る廃棄物、紙、段ボールなどの包装廃棄物、生ごみ、庭から出るゴミ、ガラスや金属の箱などの生活ゴミなどがあります。
  • 有害廃棄物は、その化学的、物理的、生物学的特性のせいで、公共衛生や環境を害する可能性がある廃棄物です。(例、可燃性、爆発性、毒性、放射能性、感染性など) 米国環境保護庁は、有害廃棄物を「我々の健康や環境にとって危険か、潜在的に有害な廃棄物」と定義しています。 有害廃棄物は液体、固体、気体あるいはスラッジである場合があります。 有害廃棄物管理の要件は、無害廃棄物よりも厳しいものです。 (http://www.epa.gov/osw/hazard/)
    • しかし、有害廃棄物と無害廃棄物の分類は、その国々の法規制によって異なる場合があり、その法規制でどの「廃棄物」が有害かの分類に異なる定義があります。 工場は廃棄物の法的要件に従う必要があります。 法的要件がない場合は、より厳しい産業ガイドラインを選択してください。
  • 再利用とは、製品や製品の部品が廃棄物となった場合に、その廃棄物の回収オペレーションをチェック、洗浄、修繕する処理を行い、他の事前プロセスなしに、元の目的、あるいは別の目的でその廃棄物をもう一度使用することです。 例えば、次の通りです。
  • 化学物質のサプライヤーは、化学物資の容器を再利用して、同じ化学物質を入れることができます。
  • 残り生地は別の工場で再利用できます。
  • 充電式電池は何回も再利用できます。 
  • リサイクル:元の目的、あるいは別の目的に関わらず、製品、原材料、物質を得るために、廃棄物を再処理する必要があります。 これにはエネルギー回収や、再処理して燃料や埋め戻しで使用する材料にすることは含まれません。(※ここでの「埋め戻し」(backfilling)とは、廃棄物が、利用目的にふさわしい特性があるため他のバージン材料の代わりとして造園土木に使われることを指す。) 例えば次の通りです。
  • プラスチックのリサイクルは、スクラップや廃棄プラスチック回収と、この物質を再処理して利用可能な製品にする処理のことです。ときに元の状態とは全く異なる形態になる場合があります。 例えば、炭酸飲料のボトルを溶融して、プラスチック製のイスやテーブルなどに成型することです。
  • 公園の遊び場の表面やロードコーン(三角コーン)に使用されるプラスチック。
  • 家具、マットレス、布団、ぬいぐるみの詰め物として再加工される端切れ。
  • エネルギー回収型焼却:材料を回収して、意図的に焼却、ガス化、嫌気性消化や他の技術に使用して、材料が持つエネルギー価値を回収します。 環境への影響を予防して、資源の活用を最大化する方法が求められます。
  • 焼却:材料を回収し、国際基準を満たす焼却プロセスを通じて管理します。 
  • 埋立処分:材料を回収し、国際基準を満たす埋立処分プロセスを通じて管理します。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 製造廃棄物
      • 包装廃棄物
      • 家庭廃棄物
      • 工場が発生する無害廃棄物全てのリスト
      • 全ての無害廃棄物の量を追跡する方法
      • 全ての無害廃棄物処分量とタイプの両方を(処分地を含めて)追跡した記録(例、廃棄物処理業者からの請求書)
    • 面談での議論
      • 経営者層は、主要な無害廃棄物源とその後の流れ(どこで処分されるのか)を説明できる。
      • 無害廃棄物を追跡するために使用中の手続きの審査
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 無害廃棄物の発生源
      • 廃棄物処分のための回収場所
  • 部分的にあてはまる場合:部分点は、完璧に追跡した廃棄物発生源の数によります。
    • 「はい」と回答した場合と同じ要件が、工場内の少なくとも非有害廃棄物源について適用されます。 これは完璧に追跡する必要があります。 これは、つまりレベル1の表でリストした少なくとも1つ(全部でなく)の発生源について、全ての列を完全に回答することを意味します。また、その回答を全て裏付ける証拠があることを意味します。

 

2. 貴社工場内で発生する有害廃棄物の流れは何ですか? 該当するものをすべて選択してください。: 

生産廃棄物

  • 化学物質の空ドラムや空容器
  • フィルム、プリンティングフレーム
  • 排水処理スラッジ(産業/家庭)
  • 期限切れ、未使用、使用済み化学物質(廃油、溶媒、反応物質など)
  • 圧縮ガスシリンダー(冷媒など)
  • 汚染物資(詳しく説明してください)
  • その他(詳しく説明してください) 

生活廃棄物

  • 電池
  • 蛍光灯電球
  • インク・カートリッジ
  • 廃油やグリース(調理後)
  • 空容器(清掃、消毒、害虫駆除など)
  • 電子廃棄物
  • 石炭燃焼がら(飛散灰、ボトムアッシュ、石炭スラッジ)
  • その他(詳しく説明してください) 

アップロード例:有害廃棄物管理票(マニフェスト)

満点を獲得するためには、全ての有害廃棄物源を全て完璧に追跡していて、かつ、ライセンスや許可を受けた有害廃棄物処理業者通じて処分している必要があります。 ドラム缶や樽の報告に関する情報については、下記のガイダンスを参照してください。

質問の意図

質問の意図は、工場内で発生する有害廃棄物の全種類について認識を深め、貴社でどの種類の廃棄物をどれぐらい発生させているのかという追跡を始めることにあります。 

有害廃棄物は、無害廃棄物とくらべて、環境と人々の健康にとってより深刻なリスクとなります。そのため、より厳しい管理プロセスが求められます。 貴社が、廃棄物に関してどのように改善を行うかという戦略的な決定を行う前に、貴社は廃棄物源を把握する必要があります。 最も発生量が多い廃棄物源の改善を優先することが重要です。 

技術ガイダンス 

ドラム缶と樽に関する注意:空のドラム缶を処分した場合、缶の総重量をキログラムかトンで入力してください。 例えば、20キログラムの空のスティールドラム缶を25缶処分した場合、「空容器」を選択して500キログラムと入力してください。(25缶 x 20 kg = 総重量500 kg)。 「ドラム缶」を選択する場合、貴社の最終算出での1缶を16kgとみなします。(これは標準的なスティールやプラスチックドラム缶の平均的な重量です。) この選択肢は、実際の重量が不明であるときにだけ選択してください。 最も正確に結果を算出するためには、実際の重量をキログラムで入力し、貴社の樽やドラム缶を量ることができない場合にのみ一般的な「ドラム缶」を選択されることを推奨します。 

液体廃棄物が満杯に詰まったドラム缶を処分した場合、ドラム缶の容量(立法フィート、立法ヤード、ガロン、立法メートル)、あるいは総重量(キログラムかトン)を入力してください。 

計画した施設で、廃棄物が適切に取り扱われ、処理、処分されているかを定期的にチェックすることを推奨します。 汚染された物質の例としては、機械を洗浄するために使用した綿やナイロンなどがあります。 油圧オイル、潤滑油、インク、化学物質などで汚染された生地は有害廃棄物として扱われなければなりません。 

しかし、有害廃棄物と無害廃棄物の分類は、その国々の法規制によって異なる場合があり、どの「廃棄物」が有害か分類をするための定義が異なる場合があります。工場は廃棄物の法的要件に従う必要があります。 法的要件がない場合は、より厳しい産業ガイドラインを選択してください。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 生産廃棄物
      • 包装廃棄物(例、化学物質の缶や容器)
      • 生活廃棄物
      • 工場で発生する無害廃棄物全てのリスト
      • 全ての有害廃棄物の量を追跡する方法
      • 全ての有害廃棄物処分量とタイプ両方を(処分地を含めて)追跡した記録(例、廃棄物処理業者からの請求書)
    • 面談での議論
      • 経営者層は、主要な有害廃棄物源とその後の流れ(どこで処分されるのか)を説明できる。
      • 無害廃棄物を追跡するために使用中の手続きの審査
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 有害廃棄物の発生源
      • 廃棄物処分のための回収場所

 

3. 貴社工場は、廃棄物は全て、無害廃棄物と有害廃棄物に分別して、別々に保管していますか? 

アップロード例:分別保管場所の写真

下記に当てはまる場合は「はい」と回答してください。貴社が、適切な管理をするために、有害廃棄物と無害廃棄物を分別している場合。 

質問の意図

質問の意図は、貴社が、無害廃棄物と有害廃棄物を、適切な管理を行うために分別することです。

この質問が重要であるのは、貴社が、有害廃棄物と無害廃棄物を別々に処分する必要があるためです。 有害廃棄物と無害廃棄物を分別することで、別々の廃棄物の流れの間で不要な反応を防ぐことができ、コスト削減を促進します。(廃棄物を混ぜると、有害廃棄物に分類される廃棄物量が増え、処分コストが増えることがあります。)また、分別することで、人員が不必要に有害廃棄物さらされることを防ぐことができます。 (出典: GSCP) 

技術ガイダンス

最初のステップは、廃棄物に関する、発生、分別、保管、輸送、処理、処分の法的要件を満たすことです。 有害廃棄物と無害廃棄物の管理、保管、輸送についての手順を有する必要があります。 工場は、無害廃棄物の取り扱いと分別に関する作業の説明や標識を充分に提供する必要があります。 これにはトレーニング、啓発活動、ポスター、作業指導、どこに廃棄物を置くかを示す標識などがあります。廃棄物を取り扱う際、従業員に個人用保護具(PPE) を提供する必要があります。 指導は下記の人物に提供する必要があります。

  • 無害廃棄物を取り扱い、分別する責任者
  • 無害廃棄物を発生させている人物、無害廃棄物を回収して正しいゴミ箱に分別しなければならない人物(例、食堂、生産フロア、寮などの従業員全員) 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 廃棄物を無害廃棄物と有害廃棄物に分別に関する書類
      • 廃棄物取り扱いと分別トレーニングに関するトレーニング教材と記録
    • 面談でお聞きする質問
      • 主要従業員は廃棄物分別のトレーニングを受けている。
      • 主要従業員の議論:
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 工場内の回収場所としての、分別された廃棄物置き場の場所、回収場所にある、物理的に有害廃棄物と無害廃棄物を分別するための明確な指示や標識
      • 廃棄物を分別するための確立された手順があることを裏付ける工場内の証拠
      • 廃棄物処分のための回収場所は、内容物の危険毎に必要に応じて明確に分別され、マークが付され、コントロールされていますか?

 

4. 貴社工場には、指定され、明確にマークが付された有害廃棄物保管場所がありますか? 

アップロード例:分別保管場所の写真

 

有害廃棄物保管場所は、通気性があり、乾燥して、天候や火災のリスクから保護されていますか?

有害廃棄物保管場所は、権限のない従業員は立ち入り出来ないようになっていますか。(例、鍵がかけられている)

有害廃棄物保管場所は明確にマークが付されている。

保管容器の状態は良く、内容物を収容するのに適切で、しっかりと閉じられ、内容物ははっきりとラベルで記載されている。

液体廃棄物を保管されている場所は、床は丈夫で穴がなく、容器には蓋がされ、液体がこぼれていくような排水溝がなく、液体の漏れがない証拠があること。

可燃性物質は、接地(アース)および防爆照明を含む熱源または発火源から離して保管されている。

質問の意図

質問の意図は、貴社工場の全域で有害廃棄物容器の適切な保管を確実に行うことです。

有害廃棄物は、無害廃棄物とくらべて、環境と人々の健康にとってより深刻なリスクとなります。そのため、より厳しい管理プロセスが求められます。 有害廃棄物を分別し、保管場所と容器を確保して、従業員や環境へのリスクを除去することが重要です。 

技術ガイダンス

工場は、有害廃棄物の保管のための特有の場所を設置する必要があります。 保管場所は下記の特徴を備える必要があります。

  • 保管場所は人、火源、交通量の多い場所から離れていること。
  • 腐食物、可燃物、爆発物は乾燥した涼しい場所に保管し、直射日光を避け、蒸気パイプ、ボイラーや他の熱源から離すこと。 化学物質製造業者や供給者の推奨保管温度に従うこと。
  • 雨水が廃棄物を浸水することを防ぐため、また漏れが土壌や地下水に染み込むことを防ぐための、適切な屋根と床があること。
  • 漏れを閉じ込める対策があり、従業員は漏れが起きたときにその対策を使用できるようにトレーニングを受けていること。
  • 酸化剤、爆発物、可燃性物質や圧縮ガスの廃棄物が保管されている場所には、消火設備が設置されていること。
  • 充分な通気性があること。 適切に設計、管理されている通気システムがあれば、腐食物質、可燃性物質や有毒蒸気、有毒煙霧、有毒ミストや浮遊粉塵を作業場所から除去して、有害性を削減することができます。 場所によっては、適切な通気性フードとダクトの完璧なシステムが必要になる場合があります。 また、排気ファンを適切な場所に1つ設置するだけでよい場合もあります。 腐食性物質の保管には、通気システムに耐腐食性のある構造を使用すること。 腐食性物質の量が少なく、空中を汚染しない場合は、特別な通気システムが必要でない場合もあります。
  • 常に鍵をかけて安全を保つこと。 権限のある人物だけが、中に入る許可があること。
  • 入口に適切な警告標識を設置すること。
  • 中に入るために必要な個人用保護具(PPE)リストを表示すること。
  • 中に入るために必要なPPEを提供すること。
  • 簡素な安全データシートを表示すること。
  • 化学物質適合マトリックスに従い以下を分別すること。

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  • 分別を間違うと、適合性のない廃棄物同士が反応して、火事、爆発、あるいは有毒ガスの発生の原因となります。
  • 廃棄物は内容物に適合する容器に保管されていること。 材質の選択としては、スチール、アルミ、繊維、プラスチックなどがあり、収容する廃棄物と対応している必要があります。 廃棄物は絶対に容器そのものと反応しないようにする。 廃棄物によっては、腐食性が高く、金属容器と反応を起こす場合があり、容器を損壊して廃棄物が漏れ出す可能性があります。 プラスチックや、プラスチックが敷かれている容器は、腐食廃棄物を保管するのによい材質です。 スティール製容器は、非腐食性や可燃性液体の保管に向いています。
  • 廃棄物容器は閉じられているか、使用していないときは安全に保たれいること。上部が空いているスキップの場合は、確実にカバーされていること。
  • 廃棄物容器や、ごみ容器は内容物および有害な特徴を明確にラベルによって表示していること。
  • 廃棄物容器は破損がないこと。
  • 保管場所がネズミや虫の繁殖場所にならないように管理をするために、維持管理を徹底すること。
  • 工場内の廃棄物保管場所の定期的な点検を、危険性に応じた頻度で行い、上記の要件を常に満たしておくこと。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 有害廃棄物保管場所が常に上記の要件を満たすための手順
    • 面談でお聞きする質問
      • 経営者層は有害廃棄物の危険性と、コンタミを防ぐ重要性を理解している。
      • 主要従業員は、有害物質保管場所のコンタミ防止方法のトレーニングを受けている。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 廃棄物は特定の場所に保管され、上記の要件全てを満たしている。 (技術ガイダンスを参照してください。) 

 

5. 貴社工場には、指定され、明確にマークが付された無害廃棄物保管場所がありますか?

アップロード例:分別保管場所の写真

 

無害廃棄物保管場所は、通気性があり、乾燥して、天候や火災のリスクから保護されていること。

無害廃棄物保管場所は、権限のない従業員は立ち入り出来ないようになっている。(例、鍵がかけられている)

無害廃棄物保管場所は明確にマークが付されている。

保管容器の状態は良く、内容物を収容するのに適切で、しっかりと閉じられ、内容物ははっきりとラベルで記載されている。

液体廃棄物を保管されている場所は、床は丈夫で穴がなく、容器には蓋がされ、液体がこぼれていくような排水溝がなく、液体の漏れがない証拠があること。

可燃性物質は、接地(アース)および防爆照明を含む熱源または発火源から離して保管されている。

質問の意図

質問の意図は、貴社工場の全域で無害廃棄物容器の適切な保管を確実に行うことです。

無害廃棄物はコンタミのリスクがあります。(例、汚染、廃棄物は、風や生ごみ汚液で散らばります。)また、従業員へのリスクもあります。(例、火災、鋭利な物)

汚液が発生するので、廃棄物はあまりに長い間、また大量に保管することはできません。(特に生ごみや、金属をコートしているもの、有害物質を含む他の種類の物質) 廃棄物が濃縮して保管されている場所は、たとえ短時間であっても、土壌および地下水のコンタミ源となる可能性があります。

技術ガイダンス

保管場所は、業者が廃棄物を回収するのを待っている間、分別された廃棄物を収容可能である必要があります。 無害廃棄物保管場所の一般的な要件には下記項目が含まれます。

  • 場所: 人、火元から離れていること。
  • 適切な屋根、床、壁があること: 雨水が廃棄物を浸水して、汚液が土壌や地下水へ染み込むのを防ぐこと。 床を不透水(床をカバーする材質がいかなる液体も浸透しないことを意味します)の面で保護し汚液によるいかなる土壌コンタミも防ぐこと。あるいは無害廃棄物物質(印刷材料、ペイントなど)をコーティングして飛散を避けること。
  • 維持管理:保管場所がネズミや虫の繁殖場所にならないように管理をするために、維持管理を徹底すること。
  • 消火設備:可燃性廃棄物が保管されている場合。 (例、紙、段ボールなど)
  • 保管場所の入口と中に適切な警告標識を設置すること。例えば「禁煙」サイン、「食事不可」サイン、異なるタイプのリサイクル可能な物をどこに保管するかという名称と場所標識は全て目に着く場所に設置し、廃棄物を取り扱う従業員が理解できる言語で表示すること。
  • 危険性がある場合は、保管場所に入るために必要なPPEリストを表示、提供すること。(鋭利な物を扱う際にはグローブ、粉塵廃棄物用のマスクなど)
  • 工場内廃棄物保管場所の定期的な点検は、廃棄物エンジニアがリスクの大きさに応じた頻度で行い、点検記録を維持保管すること。 

汚液とは、液体(雨水など)が廃棄物を通って廃棄物から流れ出たものか、(生ごみに含まれる水分などが)廃棄物を通して滲み出た液体です。 廃棄物の種類や古さによって、汚液の組成は様々です。 汚液には通常、溶解物質と懸濁物質の両方が含まれます。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 無害廃棄物保管にコンタミが起こらないようにする手順
    • 面談でお聞きする質問
      • 経営者層は無害廃棄物の危険性と、コンタミを防ぐ重要性を理解している。
      • 主要従業員は、無害物質保管場所のコンタミ防止方法のトレーニングを受けている。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 廃棄物は特定の場所に保管され、上記の要件全てを満たしている。 (技術ガイダンスを参照してください。

 

6. 貴社工場は工場内での野焼きや露天投棄を禁止していますか?

野焼きを禁止しています。

  • 野焼きが禁止されていない場合、その技術と、貴社がいかに大気排出を制御しているのか説明してください。

露天投棄は禁止されています。

  • 露天投棄が禁止されていない場合、その技術と、貴社がどのように大気排出を制御しているのか説明してください。

質問の意図

工場内での廃棄物の野焼きや埋立処分は、土壌や地下水のコンタミ、噴煙からの大気汚染、健康リスクの原因となり得ます。 (GSCP) 質問の意図は、貴社工場内での野焼きや、工場内埋立の全撤廃を推進することです。 

この質問は、どのように工場の改善を推進しますか?

貴社工場内での廃棄物の無許可野焼きは禁止される必要があります。大気排出は制御、回収、処理されることがないからです。 廃棄物ガスは煙突、スタック、通気口を通して放出される必要があります。この方法であれば排出はコントロールすることができ、フィルターを設置して汚染物質を捕らえることができる場合もあります。 

技術ガイダンス

工場内(屋内、屋外を問わず)での、大気排出制御設備や、貴社を管轄する環境に関する法的機関からの特別な許可のない廃棄物の焼却は禁止する必要があります。 貴社が工場内で焼却を行う場合、焼却技術、認可プロセス、貴社の大気排出制御方法を、コメントフィールドで説明してください。 廃棄物の制御されていない埋立処分(例、適切なライセンスや認可のない埋め立て)は禁止する必要があります。 貴社の有害廃棄物はすべて、ライセンスや認可を受けた業者(法的認定業者)に渡し、固形廃棄物は資格のある第三者業者が管理し、これらの業者が廃棄物を処理して、健康や環境への影響を最小化して制御する必要があります。 最終処分、最終処理は、工場内で工場の従業員が取り扱ってはなりません。 

検証方法

  • はい(この質問には「部分的にあてはまる」という選択肢はありません。
    • 必要書類
      • 工場内での焼却禁止に関する方針
    • 面談でお聞きする質問
      • 経営者層と主要従業員は工場内焼却不可方針を認識していること。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 制御されていない焼却や埋め立て活動が工場内で行われているかどうか。

 

7. 貴社工場は、有害廃棄物取り扱いに関わる従業員全員にトレーニングを提供していますか?(メンテナンスや管理スタッフなど)

「はい」と回答した場合、トレーニングでカバーしたトピックを全て選択してください。

  • 適切な取り扱い
  • 保管と処理に関する技術と手順
  • 廃棄物の最小化のための規定のオペレーション手順
  • 個人用保護具の使用
  • その他(詳しく説明してください)

アップロード例:トレーニングを受けた人物のリスト、トレーニング教材(カレンダーを含める)、認定証

貴社のトレーニングで、トピックを全てカバーしていれば満点を獲得します。

全てではないが、トピックをいくつかカバーした場合は、部分点を得ることができます。 

質問の意図

質問の意図は、貴社が必要な従業員全員に、適切な廃棄物取り扱い手順を教育することです。

技術ガイダンス

下記の重要な要素をトレーニングに含めることを推奨します。

  • 適切な取り扱い
    • 法的要件の概要と、不適切な廃棄物とりあつかいと管理による環境への影響
    • 有害廃棄物の特定、分別、回収の仕方
    • どの廃棄物容器が、事故が起きた場合にどのように反応するのかという認識
  • 保管と処理に関する技術と手順
    • 廃棄物分別することの明確な環境への利益に関する概要。品質管理や、リサイクル後の価値を最大に高めるオプションを含める。
  • 個人用保護具の使用
    • 廃棄物を取り扱う際の適切な道具と保護用具の使用の紹介

トレーニングに追加して、工場は、無害廃棄物の取り扱いと分別に関する作業の説明や標識を充分に提供する必要があります。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 適切な取り扱い
      • 保管と処理に関する技術と手順
      • 廃棄物の最小化のための規定のオペレーション手順
      • 個人用保護具の使用
      • 下記項目を全て含めたトレーニングに関する書類
    • 面談でお聞きする質問
      • 主要従業員は、有害廃棄物トレーニングを行った。
      • 従業員は、安全手順に従わない場合のリスクを理解している。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • トレーニング手順
      • トレーニング標識シート
      • トレーニング時の写真
    • その他
  • 部分的にあてはまる場合: (大気、土壌、地下)のコンタミを完璧に制御する予防対策全ては完全には導入され制御されていない場合は、部分点を獲得します。
    • 下記項目を何項目か含めたトレーニングに関する書類
      • 適切な取り扱い
      • 保管と処理に関する技術と手順
      • 廃棄物の最小化のための規定のオペレーション手順
      • 個人用保護具の使用
    • 主要従業員は、有害廃棄物トレーニングを行った。
    • トレーニング手順
    • トレーニング標識シート
    • トレーニング時の写真
    • 必要書類
    • 面談でお聞きする質問
    • 査察:物理的に確認する対象

 

 

廃棄物 - レベル2 

8. 貴社工場は、固形廃棄物に対してベースラインを設定しましたか?

  • 「はい」と回答された場合、貴社工場がベースラインを設定した廃棄物源を全て選択してください。

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 「ベースライン」は、出発点あるいはベンチマークで、長期的に貴社自身を比較することに使用できます。 例えば、貴社工場が、2016年の製造単位毎に家庭廃棄物を15 kg発生させた場合、将来において、この量に対して貴社の業績を比較することができます。 この例では「2016年の製造単位毎に家庭廃棄物15 kg」は正規化ベースラインの一例です。 発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。

発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。

質問の意図

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 ベース年を選択して、その年の廃棄物パフォーマンスを算出することで、明確な参照ポイントを設定して継続的なパフォーマンスに基準を置き、貴社の目標に対して比較することができます。

技術ガイダンス

データの妥当性確認はこのステップにとって大変重量です。 ベースラインを設定する前に、このデータが安定していて信頼できるものである必要があります。 以下のように、実行可能なベースラインを設定します。

  1. 安定したデータの使用:貴社工場が、合併や製品タイプの変更といった大きな構造変革をした場合、このような変革が完了した後に、ベースラインを選択する必要があります。
  2. 正規化ファクターは一貫性があり有効である:選択したファクターは、貴社のビジネスの特徴を表し、関連している必要があります。そうすることで、有意義なデータ比較を実行することができます。
  3. 検証されたデータ:ベースラインのデータは正確で検証可能である必要があります。 Higg FEMから検証されたエネルギーデータは、ベースラインのソースとして認められます。 内部監査プロセスによって検証されたベースラインもまた受け入れられます。
  4. 工場の建設や解体(C&D) から出る廃棄物はベースラインに含めないでください。C&D廃棄物は、「通常のビジネス」状態で発生したものではないため、ベースラインや削減パフォーマンスに含めないでください。

検証方法

  • 「はい」の場合は下記が求められます。
    • 必要書類
      • 目標に関する書類 - 目標は満足いくものであること。
      • 量が規定された目標である場合、%の算出方法を示す必要があります。
      • ベースラインは関係する従業員に伝達され、レベル1で特定した主要な影響源とリンクしている。
      • ベースラインのデータの妥当性確認方法を説明できる。(例、Higg 3.0 の検証データの使用、内部検証プロセスの使用など)
    • 面談でお聞きする質問
      • 経営者層は、目標と量的ゴールの設定方法を説明できる。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 工場内での廃棄物処理方法

 

 

9. 貴社工場の廃棄物全体に対して、廃棄物処理方法のベースラインを設定していますか?

  • 「はい」と回答した場合、その設定方法を示してください。

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 「ベースライン」は、出発点あるいはベンチマークで、長期的に貴社自身を比較することに使用できます。 例えば、貴社工場が、2016年の製造単位毎に家庭廃棄物を15 kg発生させた場合、将来において、この量に対して貴社の業績を比較することができます。 この例では「2016年の製造単位毎に家庭廃棄物15 kg」は正規化ベースラインの一例です。 発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。 

発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。 

質問の意図

改善や削減を実行するには、出発点を知ることが重要です。 ベース年を選択して、その年の廃棄物パフォーマンスを算出することで、明確な参照ポイントを設定して継続的なパフォーマンスに基準を置き、貴社の目標に対して比較することができます。

技術ガイダンス

データの妥当性確認はこのステップにとって大変重量です。 ベースラインを設定する前に、このデータは安定していて信頼できるものである必要があります。 以下のように、実行可能なベースラインを設定します。

  1. 安定したデータの使用:貴社工場が、合併や製品タイプの変更といった大きな構造変革をした場合、このような変革が完了した後に、ベースラインを選択する必要があります。
  2. 正規化ファクターは一貫性があり有効である:選択したファクターは、貴社のビジネスの特徴を表し、関連している必要があります。そうすることで、有意義なデータ比較を実行することができます。
  3. 検証されたデータ:ベースラインのデータは正確で検証可能である必要があります。 Higg FEMから検証されたエネルギーデータは、ベースラインのソースとして認められます。 内部監査プロセスによって検証されたベースラインもまた受け入れられます。
  4. 工場の建設や解体(C&D) から出る廃棄物はベースラインに含めないでください。C&D廃棄物は、「通常のビジネス」状態で発生したものではないため、ベースラインや削減パフォーマンスに含めないでください。 

検証方法

  • 「はい」と回答した場合
    • 必要書類
      • 目標に関する書類ー目標は満足いくものであること。
      • 量が規定された目標である場合、%の算出方法を示す必要があります。
      • ベースラインは関係する従業員に伝達され、レベル1で特定した主要な影響源とリンクしている。
      • ベースラインのデータの妥当性確認方法を説明できる。(例、Higg 3.0 の検証データの使用、内部検証プロセスの使用など)
    • 面談でお聞きする質問
      • 経営者層は、目標と量的ゴールの設定方法を説明できる。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 工場内での廃棄物処理方法 

 

10. 貴社工場は、廃棄物量を削減するための正式な目標を設定していますか?

貴社工場が量や改善目標を設定した廃棄物源を全て選択してください。

満点 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて80%以上に相当する廃棄物量について目標を設定する必要があります。

部分点 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて50-79%以上に相当する廃棄物量について目標を設定する必要があります。 これは、環境に与える影響がもっとも大きくなる最大の廃棄物発生源を削減したことに得点を与えるものです。

質問の意図

質問の意図は、貴社が廃棄物の削減目標を少なくとも1つ、完了することにあります。

廃棄物インベントリがあれば、廃棄物管理戦略を立てやすくなり、改善機会に注目しやすくなります。 ベースライン指標に基づいて目標を設定することで、潜在的な利益を引き出すことができます。

私たちは、貴社が正規化目標を設定することを推奨します。例えば「2020年までに、製造毎に発生した有害廃棄物を80%削減する」などです。 これは、正規化された指標が、生産量の削減などビジネスの変化による削減ではなく、実際の改善を示すためです。 例えば、貴社のベースラインが「2016年の製造毎の有害廃棄物発生量が15 kg 」であった場合、適切な正規化目標は「製造毎に発生した有害廃棄物を2020年までに80%削減」となります。

発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。 この目標は発生した廃棄物に焦点を当てています。

全体的に、目標とは、従業員の取り組みが成功して、効率化と環境への影響削減が実現した時点のことを意味します。 目標は長期的でも短期的でも構いません。(短期は5年未満、長期は5年以上です。 一旦目標を設定すれば、少なくとも四半期毎に進捗を確認し、目標実現に向けて順調に進めるために必要な調整を、必ず行ってください。

技術ガイダンス

正規化目標の例としては、販売可能な製品の製造1kgあたりの製造に使用したエネルギー kWhがあります (kWh/kg)。

  • まず、目標が何かを理解します。:正式な目標とは、工場の特定の廃棄物源の年間発生量に対する数量的なパフォーマンス要件を指します。 正式な目標は下記に該当する必要があります。
    • 明確な開始日、(例、「ベースライン」)、測定単位、正規化された消費量ベースライン(例2010年ベースラインで年間量を㎥で表す)を含める。
    • 2) 要求される削減量を達成することを意味する目標終了日が設定されている。
    • 3)正確な削減量を数値で示す。(例、紙の廃棄物を 0.2kg/ 10万米ドル削減する)あるいは、割合で示す。(例、5%削減)
    • 4) 工場現場の廃棄物削減の目的に適合していること(例、工場内で最も発生量の多い廃棄物源に焦点をあてている)
  • 2番目に、貴社工場の目標を入力してください。 各目標について、下記を述べてください。 例
    • 改善目標対象の破棄物源を選択してください。:ガラス
    • M3(上記の総合から自動設定)
    • 実践した行動:廃棄物源からの廃棄物の発生を除去、あるいは削減、(廃棄物の改造を行わずに)廃棄物の再利用(例、廃棄ボトルを再利用して、飲料水を詰める)、廃棄物リサイクル量の増加(例、ガラス瓶を分別して、リサイクル業者へ引き渡す)、環境への影響がより少ない別の処理方法(例、エネルギー回収)
    • この廃棄物源からの、廃棄物量の目標変動値はなんですか?:-10%
    • 正規化目標ですか?絶対目標ですか?
    • 目標年はいつですか? 2020年
    • 計画削減量kg:これが貴社の目標指標となります。
    • この目標達成のために計画した対策を説明してください:埋立処分となる廃棄物から、利用可能な廃棄物を回収するため、廃棄物の分別を改善。新規に廃棄物管理業者を指名して、以前は回収していなかった廃棄物をリサイクルする。

廃棄物削減目標に対するパフォーマンスの見直しや、リサイクルパフォーマンスの見直しといった、経営者層による廃棄物削減目標および改善目標の見直しは、最低でも四半期毎に行い、継続的な改善を推進する必要があります。

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 廃棄物削減目標と戦略、あるいは廃棄物管理計画。
      • 満点を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて80%以上に相当する廃棄物の流れについて目標を設定する必要があります。
    • 面談でお聞きする質問
      • 計画の責任部署あるいは責任者
      • 計画のスケジュール
      • 計画が導入された年
      • 経営者層は、廃棄物削減目標とリサイクル目標の年次見直しを促進している。
      • 廃棄物削減計画や戦略を下記に簡潔に説明してください:
      • 経営者層との議論
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 廃棄物削減目標戦略を裏付ける証拠
  • 「部分的にあてはまる」と回答した場合
    • 廃棄物削減目標と戦略、あるいは廃棄物管理計画の作成が終了段階である場合。
    • 部分点 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて50-79%以上に相当する廃棄物量について目標を設定する必要があります。
    • 経営者層は、廃棄物削減目標とリサイクル目標の年次見直しを促進している。
    • 廃棄物削減目標戦略が実行中であることを裏付ける証拠
    • 必要書類

 

11. 貴社工場の廃棄物全体に対して、廃棄物処理方法の改善目標を設定しましたか?

「はい」と回答された場合、処理方法を示してください。満点 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて80%以上に相当する廃棄物の流れの処理方法について目標を設定する必要があります。


部分点
 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の合計50-79%以上に相当する廃棄物源の処理方法について目標を設定する必要があります。 これは、環境に与える影響がもっとも大きくなる最大の廃棄物発生源を削減したことに得点を与えるものです。

発生した廃棄物の総量と処分方法で別々のベースラインを設定する必要がある場合があることに注意してください。 この目標は処理方法に焦点を当てています。

質問の意図

質問の意図は、貴社工場の廃棄物処理方法の改善目標を少なくとも1つ完了することにあります。

廃棄物インベントリがあれば、廃棄物管理戦略を立てやすくなり、改善機会に注目しやすくなります。 ベースライン指標に基づいて目標を設定することで、潜在的な利益を引き出すことができます。

Higg FEM用には、削減目標は(工場情報セクションの製造量単位で選択された)製造量ベースの指標へと正規化することができます。 これを行うことで、製造量削減といったビジネス変革の結果が廃棄物改善に繋がったことと対比して、進展を正確に読み取ることができます。 正規化された目標の一例としては「2018年までに廃棄物リサイクルを製造単位あたり5%増加」があります。

廃棄物の処分は最終手段と考えるべきです。優先事項としては、廃棄物発生を回避する、廃棄物の発生を最小限に留める、再利用やリサイクルといった代替案を、作業やプロジェクトを計画するときに考慮すべきです。 貴社の廃棄物の環境への影響を最小化することは、貴社工場が、下記の序列に基づき、廃棄物削減や環境へ与える影響がより少ない処理方法を選択する取り組みを実践していることを意味します。

  1. 再利用
  2. リサイクル
  3. エネルギー回収型焼却
  4. 焼却
  5. 埋立処分

処理方法の改善の例としては下記があります。(廃棄物改造を行わない)廃棄物の再利用、廃棄物のリサイクル量の増加、環境への影響がより少ない別の処理方法の使用(例、エネルギー回収など)

全体的に、目標とは、従業員の取り組みが成功して、効率化と環境への影響削減が実現した時点のことを意味します。 目標は長期的でも短期的でも構いません。(短期は5年未満、長期は5年以上です。 一旦目標を設定すれば、少なくても四半期毎に進展を見直し、目標実現に向けて順調に進めるために必要な調整を、必ず行ってください。

技術ガイダンス

正規化目標の例としては、販売可能な製品の製造1kgあたりの製造に使用したエネルギー KWhがあります (kWh/kg)。

  • まず、目標が何かを理解します。:正式な目標とは、工場の特定の廃棄物源の年間発生量に対する数量的なパフォーマンス要件を指します。 正式な目標は下記に該当する必要があります。
    • 明確な開始日、(例、「ベースライン」)、測定単位、正規化された消費量ベースライン(例2010年ベースラインで年間量を㎥で表す)を含める。
    • 2) 要求される削減量を達成することを意味する目標終了日が設定されている。
    • 3)正確な削減量を数値で示す。(例、紙の廃棄物を 0.2kg/ 10万米ドル削減する)あるいは、割合で示す。(例、5%削減)
    • 4) 工場現場の廃棄物削減の目的に適合していること(例、工場内で最も発生量の多い廃棄物源に焦点をあてている)
  • 2番目に、貴社工場の目標を入力してください。 各目標について、下記を述べてください。 例
    • 改善目標対象の破棄物源を選択してください。:ガラス
    • M3(上記の総合から自動設定)
    • 実践した行動:廃棄物源からの廃棄物の発生を除去、あるいは削減、(廃棄物の改造を行わずに)廃棄物の再利用(例、廃棄ボトル再利用して、飲料水を詰める)、廃棄物リサイクル量の増加(例、ガラス瓶を分別して、リサイクル業者へ処分)、環境への影響がより少ない別の処理方法(例、エネルギー回収)
    • この廃棄物源からの、廃棄物量の目標変動値はなんですか?:-10%
    • 正規化目標ですか?絶対目標ですか?
    • 目標年はいつですか? 2020年
    • 計画削減量Kg:これが貴社の目標指標となります。
    • この目標達成のために計画した対策を説明してください:埋立処分となる廃棄物から、利用可能な廃棄物を回収するため、廃棄物の分別を改善。新規に廃棄物管理業者を指名して、以前は回収していなかった廃棄物をリサイクルする。

廃棄物削減目標に対するパフォーマンスの見直しや、リサイクルパフォーマンスの見直しといった、経営者層による廃棄物削減目標および改善目標の見直しは、最低でも四半期毎に行い、継続的な改善を推進する必要があります。

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 廃棄物削減目標と戦略、あるいは廃棄物管理計画。
      • 満点を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて80%以上に相当する廃棄物の流れについて目標を設定する必要があります。
    • 面談でお聞きする質問
      • 計画の責任部署あるいは責任者
      • 計画のスケジュール
      • 計画が導入された年
      • 経営者層は、廃棄物削減目標とリサイクル目標の年次見直しを促進している。
      • 廃棄物削減計画や戦略を下記に簡潔に説明してください:
      • 経営者層との議論
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 廃棄物削減目標戦略を裏付ける証拠
  • 「部分的にあてはまる」と回答した場合
    • 廃棄物削減目標と戦略、あるいは終了段階にある廃棄物管理計画。
    • 部分点 を獲得するには、貴社の総廃棄物量の、合わせて50-79%以上に相当する廃棄物量について目標を設定する必要があります。
    • 経営者層は、廃棄物削減目標とリサイクル目標の年次見直しを促進している。
    • 廃棄物削減目標戦略が実行中であることを裏付ける証拠
    • 必要書類

 

12. 貴社工場には、廃棄物量削減あるいは廃棄物処理改善の実行計画がありますか? 

計画のコピーをアップロードしてください。

·       これは廃棄物削減計画で、廃棄物消費における削減目標を達成するために策定された特定の行動を明示していなければなりません。

以下に当てはまる場合は「はい」と回答ください。貴社は、実行計画を使用中で、貴社が目標に掲げる削減を達成するための対策を実行していることを証明できる。

以下に当てはまる場合は「部分的に当てはまる」と回答ください。 実行計画はあるが、全ての実行項目を開始しているわけではない場合。

実行計画のサンプルをここからダウンロードできます。

注意:実際の改善%を得点にするものではありません。工場が最後の5-10%の廃棄物管理機会について取り組んでいる場合、非常に難しい課題だからです。 改善を始めたばかりの工場に間違って多くの得点を与え、改善においてトップを走る工場に少ない得点を与えることにならないようにするためです。 

質問の意図

質問の意図は、貴社工場が(量あるいは最終処分の)廃棄物管理改善の実行計画を作成することです。

目標設定は、組織的に廃棄物を管理するための重要なステップですが、削減を行うためには、貴社は 行動をおこさなければなりません。 実行計画があれば、貴社が削減目標達成にむけて、取り組んでいる対策を証明することができます。 工場によっては、目標を設定していない実行計画があるかもしれません。

技術ガイダンス

これは貴社にとって、貴社工場で実践中の廃棄物管理プロジェクトの事業プロセスを全て書面化するよい機会です。

書面化には下記の実行のためのステップを含める必要があります。

  1. 廃棄物改善機会の特定
  2. 廃棄物管理の代替案の評価
  3. 選択した解決策への出資承認
  4. 解決策の導入と、削減の書面化
  5. 改善プロジェクトの進展をチェックするための定期的な見直し 

実行計画の作成の仕方

貴社経営者層のコミットメントと従業員の認識および参加が、改善の機会の特定、解決策の提案、変革の実行に必要です。提案した解決策を上手く実行するのに必要であれば、変革には資本や経費が使われます。 効果的に廃棄物管理の機会を特定するために、廃棄物最小化監査を行うことができます。 監査では、一般的に、工場内で発生した廃棄物の系統的なアセスメントを行い、廃棄物による環境やコストへの影響を削減する機会を特定できます。 これには第三者コンサルテーション、文献や技術研究、デザイン事務所や、解決策導入に向けて、可能性のある他の工程のパイロットテストなどが関係してきます。 目標を達成するための関連活動は全て、実行計画に含まれる必要があり、そうすることで確実に、組織化され調整された進展を、最初から段階的に実行することができます。 実行計画は最低でも1年に1回は見直しを行い、少なくとも改善プロジェクトの詳細、適切な実行スケジュールおよび責任当事者を含める必要があります。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善の管理および導入計画を行っている。
    • 面接時の質問
      • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画について、経営者層は主要従業員に対する通知を行った。
      • 主要従業員は、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画について理解している。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画は、従業員がすぐに利用できるものである。
      • 工場内では計画をサポートする証拠となるものが作成されている。 
  • 「部分的にあてはまる」と回答された場合
    • 工場で、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画の作成が進行中である。
    • 経営者層は、廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画の作成、完了方法を理解している。
    • 廃棄物管理の環境パフォーマンス改善管理および導入計画の作成段階にあることを示す証拠。
    • 計画を完成させるための明確な次のステップがある。
    • 必要書類
    • 面接時の質問
    • 査察:物理的に確認する対象

 

13. 貴社工場は、確立されたベースラインと比較して廃棄物量を削減しましたか、または処理方法を改善しましたか? 

貴社工場で改善された廃棄物の発生源をすべて選択してください。

廃棄物総量の80%以上を占める廃棄物発生源を削減した場合は、満点が与えられます。

廃棄物総量の50~79%の廃棄物発生源を削減した場合は、部分点が与えられます。 これは、環境に与える影響がもっとも大きくなる最大の廃棄物発生源を削減したことに得点を与えるものですです。 

2017年には、製品あたりの有害廃棄物を80%削減する、など正規化した値での削減を示すことを奨励します。 これは、正規化された指標が、生産量の削減などビジネスの変化による削減ではなく、実際の改善を示すためです。 

質問の意図

持続可能性は、継続的改善への道のりです。追跡、目標設定、目標達成のために実行計画を行う、など膨大な作業の結果が成功につながるのです。 本アンケートは、近年の廃棄物管理改善を示す良い機会を提供してくれます。 

前年の成功を追跡することで、工場は持続可能性に対してコミットした結果から達成した改善を示すのです。 削減を継続する、それとともに/または一定時間が経過した後にベースラインを再計算することで、効果的に削減を追跡することができます。 これは、追跡、目標設定、行動計作成といった激務を経て、影響を低減したことを示す良い機会です。 本アンケートを活用し、あなたが達成してきたことを共有してください。 

技術ガイダンス

勤務している工場において、少なくとも1つの廃棄物流について、正規化された廃棄物削減を実証できるはずです(一般廃棄物、廃棄布帛、裁断からの廃棄物など)。 工場建設や解体(C&D)の廃棄物は、ベースラインおよび削減実績には含まれません。 また、削減量は現場で行われた方法に基づきます。 

達成された削減が、別項目での消費削減に関連している場合は、削減項目にポイントを取得することは「できません」。 作業中に使用する化学物質量を削減することで、自動的に空の化学物質用ドラム数が減る、などがそれに該当します。 上記のような場合は、廃棄物項目で得点することになりません。 一方、業者と協力してボトルではなくタンクで化学物質を納品してもらうようにした場合は、空の化学物質容器を削減することになり、これに対して廃棄物項目で得点を取得することができます。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 改善された発生源のリストにご記入ください
      • 過去1年間に~%の改善が達成された
      • 前述の改善を達成するための計画/戦略の記述
    • 面接時の質問
      • 管理職は、持続可能な廃棄物処理方法および、現行の廃棄物発生が持続可能であるかどうか理解している。
      • 経営者層は、バージン材の使用と廃棄物の発生を最小限に抑える、リサイクルされるおよび/または廃棄物からエネルギーを生成するサイト廃棄物の割合を増やすなど、主要な取組の実施を積極的に促進または推奨している
      • 経営者層は、事業セクター/地域で廃棄物削減/リサイクルに関して認識されている国際標準の取組について理解し、自社において標準的な取組を上回る目標を設定している。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 戦略リストに挙げられた改善に寄与した工場内手順
  • 部分点
    • 改善が見られる主な廃棄物発生源のリスト
    • 過去1年間に~%の改善が達成された
    • 前述の改善を達成するための計画/戦略の記述
    • 経営者層は、持続可能な廃棄物処理方法および、現行の廃棄物発生が持続可能であるかどうか理解している。
    • 戦略リストに挙げられた改善に寄与した工場内手順
    • 必要書類
    • 面接時の質問
    • 査察:物理的に確認する対象

  

14. 貴社工場では、ベースラインと比較して、2017年全般に廃棄物処理方法は改善されましたか? 

貴社工場で改善された廃棄物の発生源をすべて選択してください。

 

 

廃棄物 - レベル3 

15. 貴社工場は、最終処分とすべての有害廃棄物の処理を確認していますか?

工場が委託する廃棄業者と協力の上、廃棄物処理に対し、どのように確実に適切な処分をおこなっているか記述してください。

質問の意図

意図するところは、すべての有害廃棄物の最終処分と処理を確認することです。 業務フローおよび業者の環境パフォーマンス確認手順など、そのように廃棄業者と関わっているか記述する必要があります。 

技術ガイダンス

有害廃棄物は、不適切に処理され廃棄されると、環境に深刻な危険をもたらします。 廃棄業者が貴社工場から有害廃棄物を適切に輸送、保管、処理、廃棄していることを確認することで、もうワンステップ先に進めば、貴社工場はすぐれた取組を行っているとみなされます。 

工場は、業者選択過程において、廃棄業者を評価し、また定期的な評定によって廃棄業者が法を遵守し、契約条項に従って業務を行っていることを確認する必要があります。 廃棄業者評価の対象項目:

  • 廃棄物管理業者の評価を行う際には、以下を考慮してください。
    • 業者の法遵守に関する実績
    • 全体的な環境パフォーマンス
    • 業者のサービスを使用することのコスト費用対効果(GSCP)
  • 契約締結後、定期評定を実施する。 廃棄業者評価の対象項目は次の通り:
    • 廃棄物を追跡可能で安全な方法で輸送する取組を実施し、廃棄物は常に分離して適切に表示しなければならない
    • 工場の床は不浸透性であり、適切なセキュリティ、防火/防水設備を備えている
    • 自社内外で不法な投棄や焼却を行っていない
    • 従業員に個人用保護具を提供する、トレーニングを実施する、機械の安全を確保するなど、人員の安全衛生慣行を実施している  

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 有害廃棄物「すべての」最終処分確認の記録
      • 業者を検証している3年ごとの記録
    • 面接時の質問
      • 経営者層は、廃棄物処理中の廃棄業者の環境パフォーマンスを確認するために、業者とどのように協業しているか説明することができる
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 工場が、過去3年間 廃棄業者の廃棄処理を確認していることの証明

 

16. 貴社工場は、埋立処分、焼却、および環境から廃棄されたすべての材料の少なくとも90%を転用していますか? 

それがどのように導入されているか記述してください。

アップロードするもの:埋立処分/焼却から90%以上転用していることを示す廃棄物リストおよび廃棄物マニフェスト

埋立処分ゼロは、埋立地、焼却炉、環境から廃棄されるすべての材料の90%を転用する、と定義されています。 すべての廃棄物から90%以上を転用していることを提示することができる場合は、「はい」と回答してください 

質問の意図

意図は、貴社工場が埋立処分や焼却からすべての廃棄物を転用することです。 廃棄物処理は、経済的に最も有利で環境に有益な廃棄物管理オプションと考えられています。 このためには、廃棄物の90%を埋立処理または焼却からリサイクル、閉ループ材料回収プログラム、またはエネルギー回収を伴う焼却によって転用する必要があります。 

技術ガイダンス

成熟工業経済は文字通りのゼロ・エミッションには到達できず、廃棄物をゼロに導くさまざまな閾値が存在することが認識されています。 この質問は、Zero Waste International Alliance(ZWIA)が「ゼロ・エミッション」(http://zwia.org/standards/zero-is-zero/)として定義した条件で、廃棄物のすべての90%を埋立処理、焼却、環境から転用させることによって、工場が廃棄物削減における優れた取組を実現することを願うものです。 

「ゼロ・エミッション」に近づくための有用な階層は、以下でご確認ください: http://zwia.org/standards/zero-waste-hierarchy/ 

真の廃棄物「ゼロ」を実現することは、不可能ではないにせよ、非常に困難なことです。 その現実を考えると、実証する最も重要な2つの側面は次のとおりです。

  1. すべての実行可能な廃棄物転換オプションが考慮される
  2. 残りの材料を検査し、この情報を使用してシステムを改善し、再考、削減、再使用、リサイクルを行い、さらなる廃棄を防止します。 残った材料について積極的な考えを示すことができれば、この時点で 「ゼロ・エミッション」を満たすことになります。 

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 廃棄物処理をおこなってきた全過程の書面。
      • 残った廃棄物すべてを調査し、転用する準備を行う手順の書面。
    • 面接時の質問
      • 経営者層は、将来の転換のために残りの廃棄物にどのようは配慮が行われているかを理解し、説明することができる。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • この計画をサポートする証拠。

 

17. 貴社工場は、廃棄物の一部をアップサイクリングするか、または循環型経済システムに入れていますか? 

アップロードするもの:同等以上の価値のある製品にリサイクルされる廃棄物のタイプと量を示す写真やプロセスフロー

質問の意図

意図は、工場で発生した廃棄物をアップサイクリングまたは再利用することを進めることです。

技術ガイダンス

アップサイクリングは、副産物、廃棄物、無用および/または不必要な製品を、より良い品質、または環境に対する価値が高い新しい材料または製品に変換するプロセスです。 

使用済みの衣類や生地を用いて新しい衣類をリサイクル製造する、使用済みペットボトルから生地を作る、ボイラー室の石炭灰をアップサイクリングしてブロックを製造するなどは、アップサイクリングの例です。 工場は、原材料サプライヤー、バイヤー、廃棄物管理業者に、廃棄物をアップサイクリングするためのクリエイティブな方法の探索に携わってもらうことができます。

検証方法

  • 「はい」と回答された場合
    • 必要書類
      • 工場が廃棄物をアップサイクリングした、または循環型経済に戻したことを示す記録
    • 面接時の質問
      • 管理職は、工場がどのように廃棄物をアップサイクリングしているか、または循環型経済に戻しているか説明することができる。
    • 査察:物理的に確認する対象
      • 工場が廃棄物をアップサイクリングしている、または循環型経済に戻したことの証拠となるもの 
  • 「部分的にあてはまる」と回答された場合
    • 工場に、廃棄物をアップサイクリングする、または循環型経済に入れる手順を実施するための計画が進行中であることを示す文書がある
    • 管理職は、廃棄物の一部をアップサイクリングするか、循環型経済に投入する計画を監督している。
    • 廃棄物をアップサイクリングする、または循環型経済に投入するための計画が進行中であることの証拠となるもの
    • 必要書類
    • 面接時の質問
    • 査察:物理的に確認する対象
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